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学校や既存の教育に対して安易に「アンチ」にならない、ということ

フォルケ学園にご相談にくる親御さんの中には、
お子さまがいわゆる「不登校」ということも珍しくありません。
(弊社がオンラインでホームスクール支援コースを立ち上げたのも、
そう言ったニーズに対応するためのものです)

不登校の児童・生徒の比率は、大まかに言って、
・中学校なら、クラスに1人以上
・小学校であれば、学年に1人いるかいないか
であり、その数は少しずつ増加している傾向にあります。

少子化で子どもが減っている中で、不登校の子は増えている。

これにはいくつかの要因があります。例えば、

  • 受験やいじめ、スクールカーストと言ったストレス要因が学校周辺で増加した
  • 特に都心部では、塾や習い事など、余暇のない日々を送っており、息切れしやすい
  • フリースクールを始めとした学校に行かない選択肢が認知度を高めた

…といったところです。
近年は特に、3つ目の要因が大きいと言われています。

夏休み終盤になると盛んに言われる「学校に無理していかなくていい」という論調が
その最たる例でしょう。個人的にはこの論調はアリだと思っています。
子どもたちにとっては、学校以外の選択肢があるだけで安心感が得られるので。

つまり「選択肢が多い=今いる場所がダメならほかに行けばいい、という安心感」です。

しかし、最近はその論調が少し過激化している面もあると思います。
「学校なんて・・・」
「今の日本教育なんて・・・」
こういった、既存のものに対するアンチテーゼを提供する動きが
必要以上に出てくることに、個人的には危機感を抱いています。

「学校なんて行かなくていい」という発想は
学校に行くという選択肢を除外してしまうニュアンスがあります。
これでは、子どもたちの安心感につながりません。

むしろ、学校などの既存の教育と、フリースクールなどの代替的な教育の「いいとこどり」をするという
どこかしたたかな姿勢こそが、親御さんたちの取るべきスタンスなのではないかと思っています。

この記事の冒頭の写真でお分かりいただける通り、
実は私は、外部の講師として公立の学校でプレゼンテーションの授業をした経験があります。
年間カリキュラムの中にプレゼンテーションを組み込んだ例は非常に珍しいことですが、
この活動を通じて、学校の現場や教育委員会と言った立場の人が、
現行の教育システムに対して何らかのアップデートをしなければいけない(でもその人では十分に確保できない)と
思いながらできる範囲での行動をとられていることを実感しました。

教育に関わる人は、立場や制約条件がそれぞれ異なるものの、
「子どもたちの輝かしい未来」という同じ目標をもった人たちなわけです。

ぜひあらゆる関係者に対して前向きな姿勢で接したいと思っています。

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